俳優・萩野崇さんについてとりとめもなく語れば
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「コトブキ!」感想
★劇団たいしゅう小説家第7回公演「コトブキ!」(05年4月24日~5月2日、東京芸術劇場小ホール2(池袋))
 作・カニリカ、演出・三枝孝臣(日本テレビ)
出演・一色紗英、村上幸平、萩野崇、川合千春、田中理恵、小浦一優、椿隆之、岩崎ひろみ。
 楽しいお芝居でした~♪。事前に少々不安材料もありましたが(脚本家の前作の評判や、公演直前の出演者交代のことなど)、それを払拭した感が強いです。私は、25日,29日1・2回,30日1回,2日、と計4日5回見てきました。全体の印象としては、結婚式の披露宴を舞台にしたウェルメイドなコメディです。大いに笑わせちょっとだけしんみり泣かせて大団円、という感じ。登場人物の誰かに、特に感情移入するということはなかったのですが、逆に嫌いなキャラもいなかったです。ヒロインの又野美紀(一色紗英)の心情はよくわかるものでした。みんな結局愛を捜しているのね(爆)。流行ワードの「負け犬」なんてのを使う必要、あったのかなあ。ただ、不倫・二股の事実関係が出席者の前に露呈してからの展開が、たるかったです。あそこをもう少しショートカットした方が、テンポのいい作品になったのでは。
 個々のキャラ・出演者については後述することにして、ともかく萩野さんのことを(笑)。新郎・山下洋二(村上幸平)と新婦・又野美紀双方の上司で、美紀の恋愛相手でもある斉藤雅人さん。もうこれが、どこにこんな男がいるんだというようなキザ男のナンパ野郎。披露宴の客席にはいなくて途中登場だったのが、ファンとしては非常に残念‥‥しかし、あの濃いキャラを最初から出してしまっては、場が浸食される恐れもあったのではと思いました。要所要所で爆弾のように投下された感じです。
 萩野さんの主な出番。不倫の噂話を立ち聞きした浜崎(結婚式場司会・岩崎ひろみ)が、怪しい男の列席を阻止しようとしているところへ下手から斉藤登場。言いくるめて邪魔しようとする浜崎をものともせず究極のマイペース(強引とも言う)で「ぼくにふさわしい席はどこかな? 孔雀? それとも白鳥?」のあたりで観客唖然と呑まれてます(笑)。浜崎との押し合いへし合いとか、ともかくオーバーアクションで繰り返される動きが美しいです、斉藤さん。これは長丁場の舞台を経験したたまものでしょうか。壁に激突までしてるし(最終日の勢いは、確かに吉本新喜劇並みでした)。そして、いったん控え室へと追いやられて退場。
 お色直しにきた花嫁と控え室で遭遇。なんで来たのと詰問する花嫁に、またしてもマイペースにドレスを褒めるやつ。花嫁の別れ言葉から、過去の痴話喧嘩シーンの再現へ。もうなんか、いい加減で駄目駄目なやつというのが言葉の端から見えてくるんですが>斉藤。嘆く美紀を横目に、たまたまポッケの中に見つけたガム食ってますよ、こいつ。いよいよ追いつめられれば「きみのために別れよう」ってな感じで(すいません具体的な言葉忘れました)開き直るし。しゃがみ込んだところの、「捨てられた子犬のような目」(美紀さん曰く)、アップで見たかった~! 切なさのはけ口を後輩・山下(村上幸平)に見つけちゃった美紀に、しつこくすがろうとした斉藤は、またしても浜崎に邪魔されます。それにしても「ロープ持ってきて!」って‥‥浜崎さん、私がお手伝いしましょうか(待て>自分)(爆)。
 縛られ斉藤を見れるかと思ったのですがその前に。新婦弟・弘樹(椿隆之)と新郎兄・山下陽一(小浦一優)のいさかいから想起された過去シーン@西麻布に登場します。斉藤がしゃれたバーでダーツ(楽日だけビリヤード――ビリヤードを使った小技も楽しかった)を楽しんでいるところへ現れた場違いな新郎兄、「イケメンしゃん」の格好良さに感服しダーツやナンパのやり方を教えてもらうのですが‥‥。2人のやり取りの間がすごく良かったです。小浦さんが非常に演技達者な方なので、萩野さんが受けてもらった面は多いと思うんですが、それにしても、あのやり取りは面白かった。陽一の汗くささに思わず「コロンは? ヴィネガー系?」と言う斉藤、そしてその繰り返しのオーバーアクションと、話の脱線を切り返して「(ダーツを)やって!」という突っ込みが(これも繰り返してましたね)ナイス。爆笑しました。ナンパ指南のシーンでも、美人(実は弘樹)を誘う陽一の行動を見守りつつ突っ込み入れる斉藤が、見ていて(陽一と)非常に息が合っていて面白かったです。
 ナンパを最後まで見守ってあげずに退場してしまった斉藤、舞台で次のシーンが進行しているうちにこっそり上手袖に登場して椅子に座ります。自分でロープ持参で(笑)。ロープを後ろに回して、斉藤@拘束バージョンの出来上がり‥‥そこへ彼の同期の染谷あずさ(川合千春)がやってきます。彼女は、斉藤が式をぶち壊すことを期待していたようですが、美紀との馴れ初めシーン@接待時の料亭などを披露しているうちに斉藤は「面倒くさくなっちゃった」と邪魔立てを放棄宣言。この「面倒なことはいやで楽しくいきたい」という主義主張は、まんまシャンゼの暁ですよね(笑)。それよりも飲みに行こう、と染谷を誘う斉藤に、彼女もあきれ&あきらめの境地?
 酔っぱらった染谷は祝辞で新婦の二股をばらし、式場は騒然‥‥そこへ斉藤登場、さらにドタバタ(式の仕込みとしてごまかそうとするも、うまく行かず。このあたりの群衆劇は、演出的にもう少し刈り込みようがあった気が)。そこで斉藤土下座して何もなかったと釈明――の展開はちょっと唐突な感じがしました。斉藤が何考えてるのかよくわからん。面倒くさいのがいやなんていい加減なやつなら、「それがどーしたの」とあっさり不倫を認めてしまいそうな気が。自分の保身に走った、という感じもあまり受けなかったんですが。「(酒を飲むのにつき合ってもらう)相手は誰でもよかったんだ」の繰り返し強調に怒った洋二、美紀さんの気持ちを考えろ!と斉藤をアタック。力尽きて(?)うずくまるように倒れ込んだ斉藤が‥‥色っぽかったです(爆)(私は何だか劇の本筋を見てないような気が‥‥しょうがないか萩野ファンだから>自分)。顔を伏せ肩で息をついてる斉藤の、地面についた手や揺れる肩を見つめている時間の長かったこと(自爆)。はっと我に返った洋二が、斉藤を助け起こして自分の心根を披露、斉藤と握手・和解という展開です。洋二いい人やなあ。斉藤にまで着席勧めてるし。
 で、席について出席者の一員となった斉藤。ここからはほとんどメインのシーンはないのですが、ちょっとうつむき気味に座っているところの表情が、それまでと違ってシリアスでいいんですよぉ。私は最前列で見れた日がありまして、そのときには前シーンの斉藤が倒れるシーンですっかり壊れたんですが、そのシーン以降の斉藤が前半とは全然違ったオーラを帯びて見えました。
 長~いクライマックスを経て大団円、各自退場のシーンでは浜崎とからんで「下の名前は?」「あんたは説教!」のやりとりも楽しかったです。
 斉藤として芝居でからむシーンのあったのは、浜崎、美紀、陽一、染谷、洋二(ちょっとだけ)という顔ぶれで、弘樹や藤島咲子(田中理恵)とは接触無し。弘樹とのシーンも見たかった気がしますが(^_^;)。
 他のキャラについては、村上さん演じる洋二がひたすらいい人だったのが印象的です(笑顔可愛い~)。あと、新郎兄、芸達者過ぎ(爆)。ほとんど救命ボートですね(ほかで失敗してもこれだけは絶対大丈夫、という(^_^;))。椿さんの演じる弘樹もナイスでした。美紀というキャラクターについては、弱い部分に共鳴しつつも(疲れてるところに優しくされてほだされたり、でもやっぱり人のものは嫌だと突っ張ってみたり、泣いてるところに与えられた別の優しさにまたすがってみたり)、気の強いところは何だかなあ、と‥‥演じる一色沙耶さんは表情豊かで見ていて飽きなかったです。
 で、最後に、萩野さんについてに戻ります。今回の萩野さんの舞台で私が印象的だったのは、「動き」の美しさでした。キザ男のオーバーアクションしかり、浜崎さんとの押し合いへし合いしかり、あるいは山下陽一とのシーンの動作しかり‥‥動きが綺麗なんですよ。動と静の切り替えも見事でした。舞台経験を積んだおかげかも知れませんね。萩野さんの演技に対して「自然」という感想があったのは、そのせいかも。
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一色紗英画像・動画サイト 2007/08/30/Thu 19:54
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